赤塚高仁ブログ

天才の迂闊

2014.08.09

 数十年ぶりの大雨です

滝のような雨、 地震に雷、 津波に火山

そんな自然とともに生かされてきたのが、ヤマトの民族です。

どんな災害があっても、相手は自然。

その自然を敬い、森羅万象に神を見出し、手を合わす。

そんな歴史が、遺伝子に刻まれた美しい民族、それがヤマト人です。

だから、原爆を落とした国とも仲良くできる。

水に流すことのできる人たちです。

いつまでも怒りまくっているどこかの国とは、次元の違う魂の集められた国なのですね。

 

 そんな国に生まれたくて仕方なかった魂たちが、一億二千万人 自ら選んでやってきているようです。

早ければ、15分で生まれ変わるそうです。

日本に生まれただけでも大儲けですね。

 

日本に生まれてきた意味、 早く思いだした方がいいようです。

なんのために生まれてきたのか、なにをして喜ぶのか。

そして、喜ばれるのか。

 

 毎日毎日365日、ずっとやり続けていることってありますよね。

たとえば、ご飯を食べることとか、仕事とか・・・

毎秒毎秒命がけで、自分のつくった目標を達成するために、計画を実践することとか・・・

晩酌をすること・・・

・・・では、 それをするために、私たちはこの世に生まれてきたのでしょうか?

そう聞かれて、 その通りですと言いきれるでしょうか。

なんとなく、そうじゃないって 魂の奥の方の声なき声が聞こえてくるのですが・・・

 

 仏陀もイエスも、本当のことを伝えるために この世にやってきてくださいました。

ところが、天才は 実際のところあまりに有能、優秀なので 天才でない人の気持ちはわからないようなのです。

どうも、みんなが自分のようにわかるものだと思っておられたような感じがします。

弟子たちは、わかったような気がしたけれども、先生亡きあと

 「先生は、こんなこと言ってたよな」 と、言葉に残し始めます。

それが、聖書になり、仏典は六百万巻にも膨れ上がってゆくのです・・・ 弟子たちは、よくわかっちゃいなかったのですね。

 

だから、いまだに争いが絶えません。

地球が天国になっていません。

愛を説き、人を殺してはならないと教えたイエスなのに、キリスト教は最も多くの殺人をする宗教団体でもあります。

マホメットがその後現れ、商売人ならちゃんと伝えられるだろうと思いきや、やっぱり同じことの繰り返し。

仏陀やイエスが伝えたかったことを、通訳し、因数分解して、伝えなければならない時が来たようです。

それができるのは、どうやら日本かも知れません。

 日本が世界の灯明台にならなければ、世界が滅ぶように思えます。 

 

 天才は天才でないひとの気持ちはわかりません。

すぐそばにいる人の悲しみを感じることはないのです。

なぜなら天才だから。

みんなが自分と同じだと思ってしまうのでしょうか。

 これを 天才の迂闊(うかつ)と言うそうです。

 

嶋監督が、松井選手を指導した時 「ボールがきーーーんときたら、  かーーーんと打つんだ」と指導されたそうです。

天才は天才を知る。

松井選手だからそれを理解できたのでしょう。

だれも分かりませんよ、キーーーんときたら かーーーんと打つだなんて。

 

  一人の天才より、100人の凡人の組み合わせで天才以上の能力を。

ひとりひとりが、この世に生まれた意味を思い出し、自分の場所で、約束の役割を果たす。

私たちは、この世でのひとときを過ごした後、必ず元の場所に還ります。

そこに還る 2秒前にこの世でのすべての場面を見せられ、本当にそのことをしにきたのかと問われるのだそうです。

人にいじわるするために来たのか。

金もうけして、モノをたくさん手に入れるために来たのか。

自分の目的のためなら、人を貶めても平気でいいのか。

 

  魂の声、ききましょう

静かな内なる呼びかけに、心の耳を傾けましょう。

窓の外の暴風雨が、私にそんなことを伝えてくれているように思えるのです。

 

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