赤塚高仁ブログ

やまとこころの道場にて

2014.10.01

 久々に、やまとこころの道場を訪ねました。

古事記の勉強会の日、腰痛でダウンしていましたので残念ながら参加できず、翌日にひっそりと。

いつも大勢の人たちで賑わっている道場は、数人の仲間で静かなたたずまいを見せていました。

どんなときも笑顔で、それも最幸の笑顔で迎えてくれる華都子姉さんです。

焼きたてのパンと、美味しいお茶をごちそうしてくれました。

 

 出版に向けて急ピッチで編集が進んでいる 「聖なる約束」の第一章を読んでもらいました。

25ページある原稿を数分で読むって・・・ 一枚一枚めくりながらカメラで写真を撮るように映像でインプットするのでしょうか。

しかも、書かれている内容が理解され、書こうとした意図まで汲み取ってくださいます。

人間の脳って、どこまで能力があるのでしょうか。

華都子姉さんと話していると、折角持って生まれた能力のほとんどを使わずに生きている自分が情けなくなります。

しかも、エネルギーをじゃじゃ漏れにして、創造することへ流れてゆきません。

単に役割が違うと諦めて、自分の限界を認めてしまうのはよくありませんね。

この人は特別な人だ、とできない自分を正当化させたとき、脳は思考回路を停止させてしまうようです。

せっかく生かされているのですから、もっともっと脳を働かせたいと思わされました。

やはり、人は人と会って、その人のバイブレーションに触れなければ絶対にいけません。

メールの文字や、書かれた文章は、ときとして関係をダメにしてしまいます。

温度も匂いもない無機質な文字のやり取りは、ちょっと離れてみる視座がないと危険なのかも知れません。

 

 さて、胸に染みた華都子姉さんとの対話のひとときです。

「・・・ こうじさん、私ね ここから事業というものを本気でやってゆくわ。

 世の中にスピリチュアルということを口にする人たちが多くいるけど、それでは世の中は良くならない。

 私は、事業とか商売とか、そういうものと無縁の人生を送ってきたけれど、

 45歳から世に出され、5年で世界一のエステテシャンという称号まで与えられ、そして伊勢にやってきた。

 やまとこころの道場へと続く道を歩いてきたけれど、

 今では、日本のことや、天皇のことも多くの人たちが口にするようになってきたわ。

 だから、それはそんな人たちに任せておきましょう。

  大事なことは、口にしていることを自分が生きているかどうかなのよ。

 笑顔でいなさい! って言ってる本人がしかめっ面じゃ どうしようもないものね。

 言うことが大事なんじゃないわ、やることが大事なのよ。

 私のエネルギーを事業というものに、本気で注ぎ込み、成果を上げる。

 それを表すのが、今からの私の仕事ね」

  

 華都子姉さんは、いま一か月に10か所で華都子塾、古事記の勉強会を開催しています。

それはライフワークとして続け、残りの22日間を命がけで美しく稼ぎ、たくましく繋がる生き方をあらわしてゆかれる。

それを日本人のもつ美しさで実践してみせる。

それが、与えられたお役を果たすということの意味だと伝えてくださいました。

魂ふるえました。

 「 ね、こうじさん。

 本当に悟った人ってどこにいると思う? 」

悟りを語る人には、ずいぶん多く会ってきましたし、宗教家たちは悟りについて話しています。

本もいっぱい出ているし、その手の本は若いころに読み漁ったものです。

悟りの意味は、なんとなくわかったような気になっていましたが、

本当に悟った人は、人に悟りを教えるのでしょうか?

 「 本当に悟った人はね、現場で普通の暮らしをしているわ。

 でもね、普通の人とちがうのは、朱に交わっても赤くならないの 」

 

 さりげない会話の中に、どんな宗教家の言葉よりも心の奥に届くメッセージをいただきました。

二度とない人生の中で、出会う不思議。

ともに歩むことができるご縁。

神様の計らいに、魂いっぱい感謝が湧かされた、秋の午後のひとときでした。

 やまとこころの道場にきてください。 一緒に古事記を学びましょう。

 

 

 

 

 

   

  

 

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