赤塚高仁ブログ

佐世保バーガー

2018.11.19

 生まれて初めてハンバーガーというものを見たのは、
浪人時代の東京、代々木のマクドナルドでした。

 ハンバーガーとコーラを頼んだ18の4月でした。
美味しいのかどうかよくわからなかったけれど、
都会の味として記憶に残っています。
当時の赤塚くんにとって、
ビッグマックは高級料理で、
いつかためらうことなく注文できるようになりたいと、
憧れました。

 不思議なもので心に刻まれた記憶は、
いつまでも自分の人生にささやかな影響を与えるものです。
だから、
ハンバーガーは特別なものなのです、
私にとって。

 新婚旅行でハワイにいったときも、
バーガーキングでハンバーガーばかり食べて、
寛子さんにあきれられました。
ロサンゼルスに会社を作った頃も、
インアウトバーガーというお店に何度も通いました。
ハンバーガーが好きだというわけではないのですが、
なんだか青春なのです。

思い切りアメリカン、というのが私たちの青春でした。

佐世保に講演に呼んでいただきました。
佐世保バーガーは名前を知っていましたし、
佐世保バーガーを名乗るバーガーと出会ったこともありました。
しかし、
その聖地で、
なんと
主催者は佐世保バーガー、数十軒あるお店の中で、
ベスト3にランキングされているバーガーショップのオーナー。

 長崎といえばチャンポンでしょうが、
と思っていた私を待っていてくれたのは佐世保バーガーでした。

「おいしか〜」

 佐世保バーガーに元気をもらって、600人ホールで講演会。
みんなの心が一つになって魂燃える、やまとこころのキャンドルサービスでした。
きっとまたこの街にやってくるのでしょう。
時々たべたくなるのでしょう、佐世保バーガー。

 この街を離れる前に、もう一度食べにいこう。

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