赤塚高仁ブログ

英霊の想いを抱いて

2019.12.13

 靖国神社の社頭、
ご本殿の鳥居の左に、
毎月英霊の遺書が張り出されます。

 お名前に「命」みこと、がついて神様として祀られています。
それが日本です。

2019年12月は、
陸軍衛生伍長 円城知三命

昭和19年12月10日
フィリピン・レイテ島ダナオ湖にて戦死
滋賀県犬神郡豊郷村出身 34歳

「手紙 正に拝見致しました。
 子供の便り殊に嬉しく、折々読み直す楽しさ
 何ものにも勝ります。
  同封の為替、当地には如何ともなし難く、
 返送いたしますゆえ、宜しく取り計らいくださいますよう。
  
  戦争も刻一刻と深刻になりました。
 自分も時折心残りを書き連ねますが、敢えて生還は期せず、
 南海の曙消えゆく星の数に喜んで入ります。
 高きうねりも、いつか凪ぐこともあります。
 そのときは南の空に輝く星の数に入っているかも知れません。
  お前に残す言の葉はないが、行く末長き子らを思うとき、
 自分も親である。
 強いようで弱いところもある。
 これだけは充分頼む。
 世の人に辱(はじ)ざらんことを切に望む。」

 今年は、毎月靖国神社参拝させていただきました。
来年も必ず毎月お参りさせていただきます。

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